MITRAのココロ

紀州路への旅・・・第四話 まだまだ涙々の熊野古道編(笑)

まだまだ涙の熊野古道は続きます・・・・゚・(ノД`;)・゚・

ファイル 11-1.jpg

身軽な主人と子供はスイスイと登っていきます。
随分後ろからゼーハーゼーハーいいながらものすごい汗をかきかき登っていると
もう足が上がらない・・・
思わずつまづき手のひらを強打!ノ~~~~
産寧坂(三年坂)でこけていたら三年で死んでいるところです・・・

もう 神様~~~~ って感じでした。

いつまで続くんだこの上り坂!!もう引き返すに引き返せない・・・
悲しいこと意外、自分の体が言うことをきかないつらさで
これほど泣きそうになったのはなかったかも、それでも
『ここを何人もの参拝者が思い々の願いを秘め踏みしめて歩いたんだな~~』
と体で実感しながら 『終わりがないことは絶対ない!』と
何度も言い聞かせながら登っていました。
最後は5歩ほど登ったら休憩みたいなくらいつらくって
チビに『まだ下り坂見えてない~~(´Д`)=3ハゥ~』と何度も聞いていました・・・

なんともひどい醜態・・・(ノ_-;)ハア…

もうね・・・遭難するんちゃうかと思ったよ・・・歩いていた時間が4時台。
いつまで続くのかわかんない坂とどんどん日が暮れていく中
むちゃくちゃ焦りながら下り坂が出てきた時はホッとしましたよ(T▽T)・・・ホッ

ファイル 11-2.jpg

下りの距離の方がだいぶ短かったので街の音がしてきた時は
ほんとに安心しました。 やっとのことで湯の峰王子社へ到着!
そのすぐ下はお昼についた湯の峰温泉です。

ファイル 11-6.jpg

もうクタクタでこのまま温泉に直行~~~と
温泉に向かうと今まで越えてきた山が後ろ手に見えます。

↓ 大日山です。(大日越えのルート)

ファイル 11-3.jpg

『これを越えてきたんか~~~~~(´Д`) =3 ハゥー』と
自分に拍手をしてしあげたい気持ちになりました(笑)(TT▽TT)ダァー
それから湯の峰温泉の湯100%の『くすり湯』というのに入ったのですが
天然の湯の花が浮かぶとっても硫黄の匂いが立ち込めた
あつ~~いお風呂でした。

ファイル 11-4.jpg

そのせいで石鹸やシャンプーが使ってはダメだそうで
キレイに汗を流せた感はなかったのですが気持ちよかった~~~
中で観光客の方とお話してると『つぼ湯』にも入られたそうで
2人くらいしか入れない 小さな湯船なのだそうですが
とってもこの『くすり湯』よりも もっと泉質がよかったそうです!!
さすがは『甦りの湯!!』私もそっちで甦らなければいけなかったかも・・・
かなり死にかけていましたから・・・(笑)

ファイル 11-5.jpg

は~~これで熊野への旅も終了。泊まりではなかったので
またまた大阪まで結構な距離をドライブです。
私は運転ができないので主人一人に運転を任せてしまって
とても申しわけなかったのですが彼のおかげで無事熊野参拝ができました。
私が言い始めた旅、わがままを聞いてもらってほんとにほんとに感謝です・・・。

そして長~~~~い一日が終わったのでありました・・・(笑)

紀州路への旅・・・第三話 やっと涙々の熊野古道編(笑)

第二話から引き続き早速 第三話!

やっと涙々の熊野古道編です(笑)

熊野古道に入る前に通り道でもある本宮大社から5分ほど歩いた
『大斎原(おおゆのはら)』に立ち寄りました。

ファイル 10-1.jpg

ここは熊野本宮大社が元あった旧社殿地にあたり
日本一の大鳥居が建てられています。
熊野川の中洲にあった旧社殿は明治に入ってから急激な森林伐採によって
上流の十津川で大水害が起こり熊野川も氾濫してしまい
社殿が呑み込まれてしまったのでした・・・(゜ーÅ) ホロリ
なんともここでもそんな古くに環境破壊によって
悲劇が起こってしまっていたのですね。
それも木の神様が祀られている神社だというのに・・・。

ファイル 10-2.jpg

大鳥居までくるとこれまた見事な眺めです。
すっくと立った鳥居はとても威厳があり社殿はないものの
とても厳かな気持ちになりました。
中をくぐると手水舎はまたまた龍です。
こちらの龍もとっても凛々しいお姿でした。

ファイル 10-3.jpg

中を進んでいくと少し林が続いていてここもとても気持ちがよかったです。

ファイル 10-4.jpg

そこを出てしばらく道路をあるくと突然ここから~?っと
いうようなちいさな坂の小道が出てきていよいよ『熊野古道体験』です。

少し登ると『どこへ行くの?熊野古道歩くの?』と
声をかけられ、なんだか休憩所みたいなところだったのですが
『そっちへいったらうちのお墓に行ってしまうよ』と(゚∀゚lll) エッ!
『その下の道から行ってね』といわれました・・・ヾ(;´▽`A``アセアセ
といきなり道を間違え、やっと『熊野古道』を歩き出しました・・・(笑)

ファイル 10-5.jpg

雑な感じではありますが木や石で一応階段のように
少し作ってくれていて登っていくのですが
ものの10分経たないくらいで『熊野古道散策』しようとしたことに後悔・・・
階段が結構急で足場が悪い・・・。
普段から運動不足の上かなりの体重オーバーでものすごい荷物を背負って
歩いているような私です。言ってる間に息があがりゼーハーゼーハー・・・
山の中は木々がいっぱいで気持ちはいいのですがもうそんな
景色を楽しんでいる余裕もありません。

まだまだ続く涙々の熊野古道編 第四話へ・・・・゚・(ノД`;)・゚・