MITRAのココロ

夏の風物詩・・・

7月の始めにお中元を送るのに地元のあべの近鉄にでかけたら
「全国有名職人技自慢展」が開催されていまして・・・
こんな催しをこのデパートではよく行なわれているのですが
毎回あの「職人の技」を目の前で見るのがとってもワクワクで・・・
高価なものばかりなので買うことはできませんが
いつもウロウロといろんな職人さんの手先を見るのが毎回の楽しみになっていました。
そんな中、目に入ってきたのが涼しげな音を奏でている
篠原風鈴本舗さんの「江戸風鈴」
たくさん絵付けされた風鈴が積み上げられています。
どれにしようか音色と絵柄を見ながらチョイス!
大きさも少しずつ違うため音色もそれぞれに個性があります。
少し低めの音のブルーのかわいいお花柄を1つ選びました。

ファイル 61-1.jpg

若い女性の職人さんが絵付けされていて、その手先に興味津々。
いつも気になるのが絵の具のこと。
「どんな絵の具でかかれているんですか?」と聞くと
「日本画の絵の具なんです・・・」
へ~~日本画の絵の具!
よく話しを聞いてみると普通日本画の絵の具はニカワでといて
描くのですがそのままだともちろん雨にさらされると落ちてしまいます。
なのでその日本画の絵の具にニス的なものでといて描いてるのだそうです。
な~~るほど。

「小学生のお子さんなんかには無地のまま買ってもらって
自分で絵付けされる方もいらっしゃるんですよ~」と聞いてキラ~~ン( ̄∀ ̄*)
丁度以前に書いたガラス絵の具の講習がこの日の2日後に参加予定だったので
これはこの無地のものを買って絵付けできるかも~~と
6月と7月がお誕生日の友人たちにプレゼントするために無地を3つ購入~~
ここでも音色を1つ1つ聴かせて頂き良い音色のものをゲットできました~

これが絵付けされたお花柄と無地の風鈴

ファイル 61-2.jpg

音色を奏でるガラス管があたる鳴り口の部分は
きれいにカットされていなくて、わざとギザギザにされています。
滑らかにしてしまうと滑って音がちゃんと鳴らないようです。

いろんなお話しを丁寧に教えてくださいました。
ありがとうございました~
篠原風鈴本舗さんのサイトはこちらです。
制作工程やたくさんかわいい絵柄の風鈴が載っています。
http://www.edofurin.com/

で、早く絵付けしたいな~と思いながらまたまた放ったらかしに
なっていたのですがお誕生日の友人と今日会えることになったので
慌てて昨晩、絵付けしました。

絵柄をどうしようか迷ったのですが
1つは男性向けだったのであまりかわいらしいのもな~と思って
墨絵の感じで鳥獣戯画のモチーフを描いてみました。

ファイル 61-3.jpg

とってもシンプルな感じだけど大丈夫かな~~(A;´・ω・)フキフキ

それから今日会う友人のものには蓮柄を描いてみようと
下絵なしでいきなり描いていきましたヾ(;´▽`A``アセアセ
最初ピンク系の蓮を描いていたのですがなんだか
思ったイメージでなく・・・花の部分だけ一度消して
白の蓮にしてみました・・・

できあがったのは明け方で(笑)
出かける前に写真だけ撮っておこうとベランダで写真を撮ってると
風鈴を掛けかえようとしたらスルリ~~とS管から抜け落ちて
パリ~~ン(゚∇゚ ;)エッ!?
ぎゃ~~~~~~~~~今日渡す分が割れてしまった~~~~

ファイル 61-4.jpg

大ショックです・・・(/ー ̄;)シクシク

友人にあって事情を説明。
もう1つ無地のものが残っていたので後日作って渡すことになりました(笑)

形あるものはいつかは壊れる・・・
しかし早すぎです(笑)
(篠原風鈴本舗さん丹精込めて作られた作品をごめんなさい~~)

2回目は段取りもよくすぐに描けて・・・
大事をとって机上で撮影しました(笑)

ファイル 61-5.jpg

さきほどオーブンへ入れて今焼き付けが終わったところです。
2時間自然に温度が下がるまでオーブンは開けれません・・・
うまくできてるかな~。

ガラス絵の具はなかなかおもしろいです。
ちょこっとワークショップでも企画してみようかな~~v(。・ω・。)ィェィ♪