MITRAのココロ

紀州路への旅・・・第四話 まだまだ涙々の熊野古道編(笑)

まだまだ涙の熊野古道は続きます・・・・゚・(ノД`;)・゚・

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身軽な主人と子供はスイスイと登っていきます。
随分後ろからゼーハーゼーハーいいながらものすごい汗をかきかき登っていると
もう足が上がらない・・・
思わずつまづき手のひらを強打!ノ~~~~
産寧坂(三年坂)でこけていたら三年で死んでいるところです・・・

もう 神様~~~~ って感じでした。

いつまで続くんだこの上り坂!!もう引き返すに引き返せない・・・
悲しいこと意外、自分の体が言うことをきかないつらさで
これほど泣きそうになったのはなかったかも、それでも
『ここを何人もの参拝者が思い々の願いを秘め踏みしめて歩いたんだな~~』
と体で実感しながら 『終わりがないことは絶対ない!』と
何度も言い聞かせながら登っていました。
最後は5歩ほど登ったら休憩みたいなくらいつらくって
チビに『まだ下り坂見えてない~~(´Д`)=3ハゥ~』と何度も聞いていました・・・

なんともひどい醜態・・・(ノ_-;)ハア…

もうね・・・遭難するんちゃうかと思ったよ・・・歩いていた時間が4時台。
いつまで続くのかわかんない坂とどんどん日が暮れていく中
むちゃくちゃ焦りながら下り坂が出てきた時はホッとしましたよ(T▽T)・・・ホッ

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下りの距離の方がだいぶ短かったので街の音がしてきた時は
ほんとに安心しました。 やっとのことで湯の峰王子社へ到着!
そのすぐ下はお昼についた湯の峰温泉です。

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もうクタクタでこのまま温泉に直行~~~と
温泉に向かうと今まで越えてきた山が後ろ手に見えます。

↓ 大日山です。(大日越えのルート)

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『これを越えてきたんか~~~~~(´Д`) =3 ハゥー』と
自分に拍手をしてしあげたい気持ちになりました(笑)(TT▽TT)ダァー
それから湯の峰温泉の湯100%の『くすり湯』というのに入ったのですが
天然の湯の花が浮かぶとっても硫黄の匂いが立ち込めた
あつ~~いお風呂でした。

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そのせいで石鹸やシャンプーが使ってはダメだそうで
キレイに汗を流せた感はなかったのですが気持ちよかった~~~
中で観光客の方とお話してると『つぼ湯』にも入られたそうで
2人くらいしか入れない 小さな湯船なのだそうですが
とってもこの『くすり湯』よりも もっと泉質がよかったそうです!!
さすがは『甦りの湯!!』私もそっちで甦らなければいけなかったかも・・・
かなり死にかけていましたから・・・(笑)

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は~~これで熊野への旅も終了。泊まりではなかったので
またまた大阪まで結構な距離をドライブです。
私は運転ができないので主人一人に運転を任せてしまって
とても申しわけなかったのですが彼のおかげで無事熊野参拝ができました。
私が言い始めた旅、わがままを聞いてもらってほんとにほんとに感謝です・・・。

そして長~~~~い一日が終わったのでありました・・・(笑)