いつもお世話になっています工房＠homeさんから
看板のご依頼を受けていました。
いつものごとく大変お待たせしましたがやっと完成しまして
先日納品させていただきました。ヾ(;´▽｀Ａ``ｱｾｱｾ
ご希望のイメージは･･･
*お好きなカラーは明るくきれいなグリーン系
*アールヌーボーのイメージがお好き
*お好きなお花は白いカラー
カラーはこんなお花･･･
なんとなくお会いしてイメージを伺う前から
きっとアールヌーボーのイメージがお好きな感じがしていたので
お好きかどうか確認させていただいたらやっぱりお好きということで(≧∇≦)ﾔｯﾊﾟﾘ！
お花もカラーがお好きと聞いてもうすぐにイメージは浮かんできていました。
そんなところから今回はいつもと違うタッチでデザインしてみました。
私も大好きなアールヌーボーを代表するグラフィックデザイナーと言えば
アルフォンス・ミュシャ。
そのミュシャの絵のようにカラーをデザインしてみました。
いつも描いているボタニカルアートに近い写実的なタッチではなく
かなりデザイン化されている描き方です。
なのでモチーフには全てアウトライン輪郭線を描いています。
普段の描き方だとお花をリアルに描くことに時間を割くことになりますが
今回のようなタッチだと塗り絵のように描くので色をさす部分は
比較的単純に描くことができるのですがその分アウトラインを均一の線で
慎重に描いていかないといけないのでとても神経を使うことになります。
でもできあがったときの達成感はとっても気持ちのよいものです(´▽｀)｡.:*:☆
普段ベースカラーはなるべくオリジナルで調合したものでなく
既成品の絵の具を使うようにしています。
というのはどこか修正したいところが出てきた場合
ベースカラーが必要になる時があるからです。
その時に調合したものだと二度と同じ色が作れないので足らなくなった時に
大変なことになってしまうので･･･。
でも今回どうしても思い描いているイメージのカラーが見つからなかったので
意を決してかなり多めに色を調合して作ってみました。
市販のトールペイントの絵の具もかなりの色数があるのですが
もう少しというところで合うものがなくて･･･。
微妙な色加減でやっぱりモチーフのイメージが変わるんです。
今回のモチーフは葉っぱのグリーンを占める割合が多いので
ベースカラーのブルーグリーンのグリーンの配合が微妙に違うだけで
かなり印象が変わるんですよね。
なんとか修正する分も残せて無事ベースカラーを塗ることができました。
やっぱり調合した方が納得いくものになりますね。
あとフォントも大正時代のレトロチックな文字が合うと思ったのですが
漢字のフォントはあまり変わったものを持っていなくて
フリーフォントも探してみたんですがどうも使いたい漢字がなかったりで･･･。
なのでいろんな書体を探してオリジナルで「工房」の部分は作ってみました。
日本語のフォントを制作される方ってすごいですね～
たくさんの漢字を作らないといけないんですから尊敬いたします。
できあがりはご依頼主さまもとっても気にいってくださいました+｡:.ﾟヽ(´∀`｡)ﾉﾟ.:｡+ﾟ
工房＠homeさまありがとうございました｡.:*:☆
このタッチもとっても好きなのでまた描ける機会があるといいなと思っています。
こちらでお客さまからのご感想と作品をご紹介しています。
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工房＠homeさんでは昨年お部屋をお借りして
夏休みの宿題ワークショップをさせていただきました。
その様子はこちら･･･★
丸順不動産さんのブログで工房＠homeさんのことがくわしく紹介されています。
詳細はこちらで～★
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アトリエ改修作業のためしばらく看板の制作はしばらくお休みしております。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。
くわしくはこちらで･･･
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