MIHOミュージアムの後は信楽駅近くの「滋賀県陶芸の森」へ
陶芸の森はとっても広くて今回は陶芸館で開催されている
特別企画「土・祈り・イマジネーション…岡本太郎の言葉とともに」展と
信楽産業展示館で開催していた
「信楽焼の近代とその遺産展~岡本太郎、信楽へ~」展を観に行ってきました。
たまたまこの時期に岡本太郎氏の作品展示が二ヶ所で開催されていてラッキ~。
先ずは「土・祈り・イマジネーション…岡本太郎の言葉とともに」展の方から。
こちらは岡本太郎氏の作品のほか縄文土器や弥生土器
パプアニューギニアの土器や子供たちが作った土の造形作品
あらゆる芸術家、陶芸家の土の造形作品が展示してあり
なかなかユニークな作品がいっぱいでかぶりついて観てきました。
岡本氏の言葉の中に
「陶芸の専門家ではないから、いまひねっているものが
どんな風に焼きあがるのかよくわからない。
そこになかなかのスリルがあった。
いわゆるヤキモノになろうがなるまいが、気にしないでどんどん作る。
いま触れている土と、瞬間にわきあがる情感が無条件にぶつかりあうのだ。」
という言葉がありました。
そんな風な想いで作られた岡本氏のヤキモノ作品たちはみなとっても愛らしい・・。
そのルーツは縄文土器や弥生土器にあったりするんですね。
彼が実際に撮影した土器の写真と実物の土器も展示してありました。
それを観ているとなるほどな~とうなづけるつながりを
見つけれたように感じました。
そうそうここの展示は普段入場料がいる所なんですが
「節電クールライフキャンペーン」をしていて夏休みの期間
平日だと県立の文化施設を無料開放しているとかで無料で観れたんですよ!
県立の美術館や博物館は平日行くと常設展示か企画展を無料で観れるみたいです。
平日に出掛けてよかった~~ヽ(*´∀`)ノワーイ♪
その後は信楽産業展示館で開催されていた
「信楽焼の近代とその遺産展~岡本太郎、信楽へ~」へ
ここでは信楽焼の歴史が見られ、世界遺産富岡製糸場で使われていた
製糸用鍋(糸取鍋)や化学工場で使われた機械部品、建物の外装タイルなどに
使用された信楽焼の資料や日用的な暮らしの中で使われてきたやきものが
前半展示してあり、奥に進むと岡本太郎氏の作品がずらり~と並んでいました。
岡本太郎氏と信楽の関係・・・。
太陽の塔の背面のレリーフ「黒い太陽」の顔の部分は意外にも
信楽焼のタイルで作られているのです。
展示作品の中には万博に関するものも多く展示してありました。
その他にもたくさんのレリーフ作品が展示されていて
なかなか見応えがありました。
何かと話題になっている東京オリンピック。
1964年の東京オリンピックの参加記念メダルは岡本氏のレリーフだったんですね。
躍動感があるデザインです。
『座ることを拒否する椅子』のデザイン画とテストピースも展示してあり
制作過程もとてもよくわかりました。
これらのとても貴重な作品展示品なんとすべて写真撮影OK!
思いっきりたくさん写真撮って帰ってきました。
岡本太郎記念館もいつか行ってみたい・・・。
そこも写真撮影は自由みたいです。太っ腹!
それからおもしろい企画もされていました。
ガチャガチャの玩具コップのフチシリーズの太陽の塔。
この展示作品の中に15体どこかに引っかかっているというのです。
数を数えながら見つけるのも楽しかったです。
こんなとこに引っかかってる~
これを見てしまうと「コップのフチの太陽の塔」をやっぱりGETしたいところ。
ガチャガチャ3回はチャレンジしよう~と親子で相談(笑)
これは欲しい~って3つをあげていたのですが
うちの息子このガチャガチャで結構欲しいものGETする確率多いのですよ。
それでこの3回とも任せた!といって息子にすべてやらせたところ
なんと欲しかった3つをすべてGET~~~ヾ(≧∇≦)〃
座ってるのと寝そべってるのと巨匠の3つ!
恐るべし我が息子!何か持ってるかも・・・と息子に刷り込んでおきました(笑)
信楽いいところです。たくさん芸術に触れた一日でした。
陶芸の森でたくさん写真を撮ってきたのでアルバムにしました。
↓
MITRA Photo Albumみとぅらのヒトコマ
もしご興味ありましたら覗きに行ってみてください。